大切な人を失って気づいたこと
「身体とつくる、いい人生」ノンマリ編集部

おひとり時間を過ごすあなたと、私たちをつなぐ読むラジオ「ノンマリ深夜便」。

こんばんは。読むラジオ「ノンマリ深夜便」は、編集部メンバーがテーマを決めてお話したり、みなさまからのご相談やご質問にお答えしたりと、深夜ラジオのようにゆるくカジュアルな雰囲気でお送りするコーナーです。

本日のナビゲーターは、ノンマリ編集部のFujicoです。どうぞよろしくお願いします。今夜は「身体とつくる、いい人生」についてお話したいと思います。

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いきなりですが、私の父親は2年前ほどにガンを患い他界しました。突然暗い話でごめんなさい。ただ、ここで自分の中で大きく変わった意識があるので、そのことをお話したいと思います。

今までの私は、バランス良く食事を摂ることが大事だとわかってはいるものの、どんな食材を口にするか、その食材がどのように育ってきたかなど、なんとなくでしか考えていませんでした。

オーガニックと記載されているから体にもよさそう。でも近所のスーパーで売られている野菜も野菜だから栄養はあるよね。こっちの方が安いしこれでいっか！というような感じでした。

しかし、父の死によって健康に対する意識がより一層高まりました。肌に触れるもの、口から入れるものすべてが自分たちの身体をつくりあげる。今、口にするものが自分たちの未来をつくる。そう感じるようになりました。そして私の生活は、少しずつ変化していきました。

・食品添加物は成分をしっかりチェックする
・おやつはなるべく糖分の少ないものを
・産地や育成方法が安心できる食材を選ぶ
・よく寝て、よく食べる
・散歩したりヨガをしたりして、体を動かす

この生活を意識しはじめて変わったことは、太りにくくなったこと。そして心が安定してきたことです。もちろん私が言っていることは、医師や専門家の話を聞いた上で行っているものだけではなく、みなさんと同じようにインターネットを使って情報を集めているものもあるので、すべてが正しい情報かというと、そうではないかもしれません。

私がここでお話したいのは、この方法がいいとか悪いとかではなく、「自分の身体を愛し、自分を思いやること」が、日々の生活や人生にも影響してくるということ。すべてではないかも知れないけれど、自分の心や体をいたわると、のちのち別の形となって、いい結果を運んでくれるような気がしています。たとえば周囲の環境や人との付き合い方など。

何をしていても、どんな状態でも、幸せでいるには「心」も、そして「体」も大事。きっと私を取り巻くすべてのことが繰り返し影響しあいながら、人生は続いていくのでしょう。

今夜もおつきあいただきありがとうございました。どうぞステキなおひとり時間をお過ごしください。

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