言葉は歌からはじまった？好きな音楽で英語の読解力をアップFujico

言葉はどのようにして生まれたのか。それは「歌」からはじまった、という説があります。
だから「言語」と「音楽」は似ているのだと。

ふだんから会話をしている日本語ではあまり感じないかも知れませんが、聞き慣れない外国語を耳にした時、まるで歌っているように聞こえることはありませんか？

今回は、音楽が好きなあなたのために。音楽を活用して、英語の読解力をUPする方法をお伝えしたいと思います。

用意するのは、パソコンまたはスマートフォンなどインターネットが使用できるデバイス。そして「amazon music」や「Apple Music」「spotify」などの定額制音楽配信サービスアプリです。アプリを使用しない方は、お手持ちのCDと歌詞カードをご用意ください。

まずは、ご利用中の定額制音楽配信サービスで、英語で歌われている曲を検索してみましょう。私は、amazon musicでKaty Perryの「Never Really Over」を選んでみました。

曲を選ぶポイントは「好きな曲」であること。英語の練習では、カーペンターズやビートルズの曲がよく選ばれます。文法もわかりやすく、学びやすいため選ばれているのだと思いますが、自分の好きな曲の方が受け入れやすいですし、何より楽しいので、あえてここは好きな曲を選びます。

そして音楽配信サービスでは、曲の歌詞を表示させることができます。amazon musicは曲に合わせて歌詞がスクロール表示されるのでとても便利です。（※曲によっては表示されない場合もあります）

最初の段階では、英語の歌詞の意味を気にせずに、何度も歌詞を読みながら、好きなように歌ってみてください。完全にコピーできるくらい、何度も繰り返し歌いこむのが望ましいです。歌詞を見ないで歌えるほどに歌いこむと、さまざまな英語の文章が、自分に溶け込んでいくようになります（ご近所の方にご迷惑のかからない程度の音量で…）。

さらに、ステージに立って歌えるくらい歌いこんだら、わからなかった単語や文章の意味を調べます。すでに和訳をされているサイトなどは使わずに、自分で辞書を使って調べるのがポイントです。和訳をされている部分は、翻訳者によって意訳されている場合があります。自分が納得できるようにまずは辞書で調べて、それでも何を言っているかわからなかった場合は、和訳を調べましょう。

歌を通して英語を読む（歌う）ことで、参考書などを読んで読解力を高めようとするよりも、自然にすうっと英語が自分に入ってくるようになります。ぜひ、たくさんの好きな曲で試して、レパートリーを増やしてみてください。ボーナスとして、リスニング力も鍛えられますよ。

次回は、楽しく英語を学べるおすすめの教材や、アプリについてご紹介したいと思います。