Column

健康に心にいいことづくし
ゆるランをずっと続けたい理由きたむー

週3~5日、30分ほど走る生活を約8年続けています。ここ3年ほどは自分の心地良いペースをつかみ、もはや走らないと気持ちが悪いほど走ることが生活の一部になりました。

「ストイック!」と言われることもあるけれど、マラソン大会に出たいわけでもなければ、自分にノルマを課しているわけでもない、私にとって最高のリラックス時間である「ゆるラン」を始めて気づいた、いい部分をぜひ共有したいと思います。

走りだしたキッカケは
愛犬とのお散歩

毎日何回でもお散歩したい、元気真っ盛りの愛犬ソラと毎朝お散歩をし始めたのが約8年前。会社に行く前も、休日も、私が起きる音に耳をそばだて、不審者以外には吠えない大人しい性格のくせに、お散歩の仕度が遅いと「わんっ」とひと吠えして急かしてくるとっても可愛いやつ。いざ出発すると嬉しさのあまり跳ねることから始まり、通常の歩きになってもしっぽをフリフリしながら早歩き、お目当ての広場に着いたらボールを投げて一緒に走る、という体力をかなり使うお散歩を続けていました。

とある平日の朝、前日飲みすぎたせいかいつもより遅く起きてしまい、「お散歩パスしたいな…でも10分だけでもなんとか外に連れ出してあげよう。」とお散歩をスタートしてすぐ、ありあまるソラの体力を消耗させるために軽く走り出してみました。するとソラもすんなりペースを上げ、朝の爽やかな空気の中を走るのって気持ちいい!と気づいてしまったのです。

それからというもの毎朝ソラと走る日々がスタートし、実家を出るまで毎朝続けました。今や高齢となったソラも、他に一緒に走ってくれる相手がいないため、今でも私を見ると「お散歩!」と訴え、現役で走っています。

ゆるランを始めて
気づいた「いいところ」

「走るのキツイでしょ?」と聞かれることもありますが、あくまで走ることは私にとってリラックス時間。走っている間は日頃のストレスや考え事がまるっと頭から抜け、全く無の時もあれば、誰にも何にも縛られない思考を巡らせられる幸せな時間です。瞑想に近い部分があるのかな?と感じています。

ゆるランを続けて感じた「いいところ」
・体脂肪率が3%ほど減った
・風邪をひかなくなった
・手足の冷えを感じにくくなった
・気持ちが前向きになる

体脂肪の3%減はダイエットのためなら少ないと思いますが、気を使わず食べて、お酒も好きに飲んでいるので、この生活で3%減は私にとって大きい変化。走ることで身体が温まり血流が良くなるせいか、手足の冷えも感じにくくなり、寝込むような風邪は全くひいていません。さらに走った後は気持ちが前向きになったり集中力が上がる気がするため、たまたまソラのために始めた朝習慣でしたが、今でも朝走るようにしています。

気持ちよく走るために
気にしている点はこのふたつ

ランニングシューズとウエアがあれば、いつでもどこでも可能なランニング。旅行先にもシューズとウエアは必ず持っていきます。お正月の温泉旅行にも持参して走ったことを友人に話した際は、「お正月なのに全然ゆっくりしてないよね」と呆れられました。

温泉旅行だろうと、お正月だろうと走っている私ですが、気持ち良く走るために気を付けていることがふたつあります。

・胸が揺れないブラトップ選び
・紫外線が肌に当たらないように気を付ける

足に合うシューズ選びはもちろんですが、ブラトップ選びはもっと重要かもしれません。なぜなら、揺れは胸がおちる・垂れる原因と聞いたことがあるから。胸をしっかりホールドしてくれて、かつキツくないブラトップはとても重要。こればかりはつけて走ってみないと分からないので、走ってみてフィット感がイマイチと感じたら走る時には使わず、ホットヨガ用にしてしまいます。今はadidasとPUMAを愛用中です。

そして、絶対に避けたいのが紫外線。紫外線は肌の老化原因の80%以上を占めると言われているため、景色の移り変わりを感じながら外で走るのはとても気持ちいいのですが、将来のシワやシミを考えてできるだけ室内に。今はもっぱらジムのランニングマシンにお世話になっています。ジムなら好きな動画を見ながら走ることも可能。ドラマを1話見ながら走るもの好きです。

愛犬ソラのおかげで始めたゆるラン。
できれば一生続けたいなと思っています。